備蓄の目安とは?

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備蓄をしていますか?
原材料の値上げや突然の災害による食料流通の停止など何が起こるか分からない時代に、備蓄の目安はどのくらいがいいのでしょうか。

東日本大震災の時に

東日本大震災のとき岩手の内陸部に住んでいた私はライフラインの停止をもろに受けました。
尋常ではない揺れに職場ではただパソコンをおさえながら外の様子を見ることしかできずにいました。揺れがおさまり上司から「家族のところに行ってあげなさい。」と言っていただき
近くの母の安否を確認したあと、子どもを迎えに学童に急ぎました。

直後は携帯が使えたので家族と連絡を取り合いなんとか家に到着。
近所の方々から、お店の情報や水を汲んでおいた方がいいなどアドバイスを受け家に入りました。
家具やお皿などがあちこちに散乱していました。ケガをしないよう片付け、気が付けばあたりは暗くなっています。

何かあってもお腹は空くものですね!子供に何か食べさせないと・・
思い出したのが備蓄ご飯でした。

備蓄のありがたさ

真っ暗の中、懐中電灯でゴソゴソと出してきたのは
備蓄セット
まさか使うなんて思ってもいませんでした。

いつだったか備蓄をしようと思った時に一式そろえていたんですね。

カセットコンロでお湯を沸かし、ご飯に注ぐだけで食べられる。
真っ暗の部屋、何度も揺れる中
温かいご飯は本当にありがたかった。

温かいってありがたい

本当にそう感じました。

そんなことがあってから
備えは絶対必要だと考えています!

備蓄の目安

だからと言って、何でもかんでも集めればいいというわけではありません。
ため込むほどに安心感はありますが
毎日の生活空間を圧迫してしまうほど備蓄するのはどうでしょうか。

大切なのは今生きているこの時間
どのくらいにしたらいいのか分からないという時は、

農林水産省で出しているこちらの資料がとても分かりやすいです。
目安は最低3日分~1週間分×人数分、地域によっては2週間分必要になるところもあるそうです。

過去の経験によれば、災害発生からライフライン復旧まで1週間以上を要するケースが多くみられます。
また、災害支援物資が3日以上到着しないことや、物流機能の停止によって、
1週間はスーパーマーケットやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されます。
このため、最低3日分~1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましいといわれています。

https://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/mn/iken/attach/pdf/01nendo-1.pdf

家庭備蓄ポータル:農林水産省

備蓄の一部をギフトにして保存しておく、またはプレゼントする

備蓄の一部をギフト用にラッピングしておくということもできます。
そのまま保存しておくのもいいですし、プレゼントしてみてもいいですね。
「困ったときはお互い様」
の気持ちで愛を循環させてみるもの素敵だと思いませんか?

備蓄ギフト


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